アメリカ/スペインで学んだこと。

本日のゲストは、現役Bリーガーの酒井達也選手。酒井選手からは『オンリーワンの強みを持つために必要なこと』について話しを伺いました。酒井選手のお考えはいかに!?

これまでどんな選手とプレーをしてきましたか?

あらゆる選手がいるが、同年代では八村塁選手とは中学生の頃から何度も対戦をしてきた。同じポジションでは、高校の先輩の熊谷航選手(秋田ノーザンハピネッツ)や久岡幸太郎選手(広島ドラゴンフライズ)がいる。

高校を卒業後、アメリカのネブラスカ大学へ進学をされているが。

国内の大学から推薦は頂いていたが、昔からバスケの本場であるアメリカで挑戦した気持ちがあったので、行動に移した。

留学をしてみて大変だったことは?

アメリカに渡ってからは、語学の勉強にとても苦しんだ。その時に、今までしっかりと勉強しておけばよかった、と心の底から思った。

英語はどのように勉強したのか?

時間の許す限り大学の図書館に通ったり、ネイティブと積極的に話をしたり、とにかく英語の勉強に没頭した。わかるようになるまで本当に苦しかったが、半年くらい経つと少しずつ勉強の効果を感じはじめ、コミュニケーションがスムーズになってきた。

アメリカ留学中にスペインリーグへ挑戦しているが、なぜか?

長期休みを利用して、ヨーロッパサマーリーグへ参加したことがきっかけ。そのサマーリーグにてスカウトの目に留まり、スペインでプロ契約をした。

スカウトマンの目に留まるために工夫したことは?

やはり周りの人たちと同じことをしているだけでは、ダメ。
実は、各チームのスカウトマンへメールや電話などを行い、積極的にアピールをしていた。目標達成のためには、オンリーワンの強みを持たないといけない。

酒井選手の行動力の根源は何だろう?

やはり、自分自身の好奇心や好きという気持ちを大切にすること、だと思う。自分自身の好奇心は唯一無二で、それを大切にすることがオンリーワンの強みに変わるきっかけになると思う。

好奇心や好きを実現するために必要なことは?

行動力に加えて、それを形にするための勉強も必要になってくる。なりたい自分になるためには勉強も必要だ。

勉強する意味は?

先ほども言ったように「なりたい自分になる」ための手段だと思う。わからないよりわかる、できないよりできる。その方がより自由になれるし、人生を豊かにするために勉強があると思う。テストで点数とるために勉強があるのではない。

最後に、子ども達へひとことお願いします。

まずは、自分自身の好奇心や好きという気持ちを大切にしてもらいたい。そしてそれらを実現するために、勉強に取り組む。後々になって役に立つから、今できることを頑張ってほしい。