助産師の仕事の概要を教えてください。
文字通り、出産をサポートする人。助産師の仕事以外にも、保健師、看護師の免許を所有している。
なぜ助産師になりたいと思いましたか?
子どもの頃、黒柳徹子さんの『トットちゃんとトットちゃんたち』を読んだことで途上国の貧困や医療不足を知り、将来、途上国の保険医療に従事したいと思った。助産師の理由は、途上国では無事に出産することがとても難しく、少しでも無事に出産が行われるよう手助けしたいと思って助産師を目指したのが最初のきっかけ。
実際に助産師になってみてどうでしたか?
やはり赤ちゃんが無事に産まれたときは本当にうれしい。苦しいことや辛いことはたくさんあるけど、人から感謝されたり、それこそお母さんから「ありがとう」と言われると本当にうれしいし、頑張って助産師になってよかった、と思う。本当にやりがいのある仕事。
米澤さんはどんな学生時代を過ごしましたか?
小学生では簡単なはずの分数ができないくらいの学力だった。だけど、黒柳徹子さんの本に出合って自分に目指したいものが芽生えてからは、自分の夢のために一所懸命勉強に励んだ。
学校の勉強は卒業してからも必要ですか?
もちろん必要。例えば、私は助産師なので、理科も数学も国語も必要。途上国の医療現場を描いてきたのでもちろん英語も必要だし、歴史や地理の勉強も国際情勢を知る上で大変役に立ってきた。そもそも、大学試験や国家試験の突破には必ず必要になってくる。
そのモチベーションをどのように保ってきましたか?
繰り返しになるけど、私には「助産師になりたい!」という強い夢があったから、勉強がわからなくて、苦しいときは黒柳徹子さんの本を見たりして、自分の夢から逃げない努力をした。諦めたり逃げたりするのは簡単だけど、なりたい自分になるために、しがみついて頑張った。
米澤さんは、なぜ勉強が必要だと思いますか?
みんなもこれから夢や目標を持つかもしれない。もし現場にでてわからないことがあると、医療の場合は人の命に係わるし、勉強することで一人の人を救えるかもしれない。学ぶことは人の役に立つことにも繋がるから、学べば学ぶだけ人から感謝される人になれるかもしれない。
最後に、子ども達に伝えたいことをお願いします。
今日は話を聞いてくれてありがとうございました!みんなもそのうち、本当にやりたいことが見つかると思う。勉強は、なりたい自分になるための1つの手段で、わからないことがわかると、その分自分が自由になれる。その時に、やりたいことができるように、希望をもって楽しく頑張ってください。